今回は乃木坂46『アナスターシャ』をテーマにお話していきます。
2020年3月25日に乃木坂46の25枚目シングル『しあわせの保護色』が発売され、白石麻衣卒業シングルとしても話題を集めています。
今回ご紹介するのは、このシングルに収録されている『アナスターシャ』がファンの間で話題となっているんです。
MV(ミュージックビデオ)に隠されたメッセージや、その意味に称賛・感動のコメントが多数あるのです。
そして、このMVが称賛される背景の一つとして、『幻の二期生ライブ』が関係しています。
ここでは
- 幻の二期生ライブまとめ
- 『アナスターシャ』考察まとめ
上記二点のテーマでお話します。
最後までお付き合いください!

幻の二期生ライブ
乃木坂46の25枚目シングル収録曲『アナスターシャ』についてお話する前に、二期生ライブについてまとめていこうと思います。
このアナスターシャという楽曲を、二期生ライブに触れずに語ることはできません。
理由は続きを見ていただければ分かります!
#幻の二期生ライブ#乃木坂46
幻の二期生ライブ showroom セトリ pic.twitter.com/e1SwdePER4— かにかまー (@33q8wcIEoybtycm) March 7, 2020
こちらが二期生ライブのセットリストです。
控えめに言って神セトリですね✨
この二期生ライブは、3月7日に代々木第一体育館にて行う予定でしたが、新型コロナウイルス拡大防止のため、中止となりました。
しかし『幻の二期生ライブ』と題し、無観客の中、SHOWROOMにて生ライブ配信され、総視聴者数はなんと40万人超!
画面の前で40万人が熱狂しました。
次にライブの見どころをご紹介します。
- 楽曲ごとに二期生センター
- 『アナスターシャ』MV初公開
- 新曲『ゆっくりと咲く花』初披露
まず二期生のみ出演のこのライブは、楽曲ごとに二期生がセンターを務めました。
例えば、今シングルで卒業を発表した、白石麻衣センターの楽曲『ガールズルール』を最年長新内眞衣がセンターで披露しました。
次にこの記事のテーマである『アナスターシャ』MVがライブ中に初公開されました。
アナスターシャについては後程お話していきます。
3つ目は新曲の『ゆっくりと咲く花』が初披露されました。
この曲の解釈として、二期生はこれまで研究生として長い下積み時代を経て、正規メンバーとなりました。
しかしキャリアを積んだ今でも、満足いくほどの日の目を見ることはありませんでした。
その二期生が乃木坂46の中で、ゆっくりと花を咲かせてほしいそんな願いがこもった曲だと思いました。
ライブの最後には卒業した相良伊織と伊藤かりんが登場し、二期生の絆の深さを感じたライブでした。
どんな形であれ、こうして見られただけで幸せだし、嬉しかったし、感動しました。
琴子さんが、最後まで楽しそうにパフォーマンスされてて、自然と涙が落ちましたね。
とにかく最高。セトリも2期生も。
#二期生ライブ pic.twitter.com/Dvf3MrVadu— ワリバシマン (@imadokihashikun) March 7, 2020

『アナスターシャ』考察
アナスターシャの考察をまとめてみましょう。
・9人+空き(卒業)のイス5つ=14人
・最初逆再生すると曲終わりに繋がる
・バベルの塔を建てようとする2期生
・研究生PVペア
・選抜メン3人とボーダー組が合流する3:28は2期生の誕生日
・日奈子休業から復帰
考察まとめるとこんな感じ
まだまだありそうで何回でも見れる(笑)#アナスターシャ考察— わたなべかーず (@hinakoreds_46) March 7, 2020
まずアナスターシャMV冒頭で、二期生9名が机を挟んで座っているシーンからスタートします。
このシーンは手前に誰も座っていないイスが5つ並んでいます。
この空きイス5脚と二期生9名を合わせると、初期の二期生14名と一致します。
次に『さぁ、頂が天に届く塔を建てよう。そして名を上げ、全地に散るのを免れよう。』という言葉が登場します。
この言葉は旧約聖書の『バベルの塔』の一節です。
このシーンのすぐ前に二期生が何かを組み立てようとしています。
それがバベルの塔であり、建設することは絶対に不可能とされるバベルの塔を完成させるというメッセージが隠されています。
続いて、何も持たない二期生メンバーがそれぞれに存在します。
まずは堀未央奈と北野日奈子が合流、その後新内眞衣が合流します。
次に伊藤純奈が渡辺みり愛をおんぶし、寺田蘭世・佐々木琴子、山崎怜奈・鈴木絢音の組み合わせで登場。
そしてそれぞれが丘の上を目指し歩き出します。
その丘の上で堀・北野・新内以外が到着しており、遅れてこの三名が合流します。
ここまでのMV考察として、二期生の堀と北野が初めの正規メンバーとして、二期生の礎を築き、その後新内が正規メンバーに昇格。
純奈・みり愛、蘭世・琴子、山崎・絢音の研究生PVを再現しています。
正規メンバーに昇格した3名が、丘の上で待つ二期生と合流し、次なる高みを目指して上っていく様を表わしています。
実は3名と二期生が合流する3分28秒は、3月28日の二期生の誕生日と重なります。
続いて、北野が荷物を置いて一息つくシーンがありますが、
一時休止を発表した北野自身を表わしており、その後メンバーに背中を押されるように再び歩き出します(活動復帰を表わす)。
そしてMV最後には完成した塔に旗を立て、バベルの塔が完成するのです。
このMVには上記のようなメッセージや意味がちりばめられています。
めちゃくちゃエモいですよね!
上記以外に私がこのMVで感じた印象として、「二期生が乃木坂の中心となる意思」を感じました。
MVでは丘を登り、塔を建てる様子がありますが、二期生全員が手を取り、助け合って先へ進んでいます。
これは二期生全員で高みを目指すことを指しており、ひいては乃木坂全員で高みを目指すことを表わしているのだと思います。

最後に…
ここまで幻の二期生ライブと二期生曲アナスターシャについてお話しました。
新型コロナウイルス拡大防止により、一時は中止が決定するも、無観客ライブを配信し40万人超の視聴者を集め、見事ライブを成功させました。
二期生曲のアナスターシャMVでは、二期生の歴史とこれからが詰まった楽曲であることが分かりました。
今乃木坂46は中心メンバーが卒業をし、新メンバーの加入による転換期となっています。
その中で二期生が中心となっていく必要がありますし、これからの乃木坂を更なる丘の上に導けるのは二期生だと思います。
これからの二期生の活躍を期待しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!