欅坂46公式HPに掲載されている『The Moment -How does it feel?-』
みなさんはもう読まれましたか?
今回は『誰がその鐘を鳴らすのか?』特設ページにて、ファンクラブ会員限定コンテンツのThe Momentについてお話していきます。
公開間近の映画に先駆けてこのコンテンツを読んでおくことは、重要なことだと読んでみて感じたことですし、何より菅井友香×守屋茜の第一回はファンクラブ会員でなくても閲覧できます。
まだ読んでいない方やファンクラブ会員でない方が、第二回以降を見たくなるような、がっつりネタバレを含む内容でお届けしていきます。
最後までお付き合いください!
目次
初めにThe Momentとは

欅坂46公式HPの『誰がその鐘を鳴らすのか?』特設ページにて公開されているコンテンツの一つがThe Momentです。
欅坂46は2020年10月のラストライブをもって5年間の活動に終止符を打ちます。終幕から未来へと向かう彼女たちの“現在”を語る、対談式の特別連載となっております。
第一回の菅井友香×守屋茜のキャプテン・副キャプテン対談についてはファンクラブ会員でなくとも閲覧できるため、閲覧する事を強くおすすめしています。
内容については次から触れていきますが、かなりショッキングな表現もあり一番深くグループについて考えてきた二人の欅坂46への想いが語られています。
“センター無し”一人一人の力を見せつける
2019年の東京ドームでのライブ以降、思うように活動が出来なかった欅坂46。周知の通りコロナ渦であるという事を差し引いても、シングルの延期や卒業脱退はグループに多大な影響を与えました。
「『誰鐘』はメンバー全員にスポットライトが当たりつつ、集大成として一期生が全体を引っ張っていくようなフォーメーションになっているんです。そこに対する責任も、もちろん感じていました。これまでの活動に対するすべての想いを込めて、ちゃんと伝えなきゃって」(菅井)
この誰鐘をパフォーマンス出来る舞台でもあるオンラインライブで、今まで積み重ねたものを発揮するには、一期生を中心とした新二期生も含めた全員が、見ている人に力を見せつける必要がありました。
平手が…と言わせないような圧倒的な、個ではなく“集団”の、いや“個”の力を結集させた力強さが求められていました。
それが誰鐘のフォーメーションがセンター無し、全員がスポットライトが当たる振り付けとなっているのだと思います。
あまりにも強い表現“自分たちが、ちゃんと欅坂46を終わらせる”という言葉にある“ちゃんと”の意味
全員の個の力を結集させ、全員が同じ方向を向くためには、「踊ること」以上に意思を伝える手段はなかったと言います。
そしてこのライブを通して、単なる改名を伝える発表の場としてではなく、ファンへ向けて誰鐘という楽曲で欅坂46との決別と感謝を表現したのだと思います。
もし明確な意思なく、次に向けて足並みを揃えずライブを迎えていたとするなら、欅坂46を“ちゃんと”終わらせることは出来なかったのだと思います。
「誰がその鐘を鳴らすのか?」のパフォーマンスは、メンバーが一斉に欅坂46のエンブレムを外す振り付けと共に終わる。
「エンブレムを外すっていうのは、『ああ、これで本当に終わるんだ』という実感が再びのしかかってきた瞬間でもありました。アウトロが流れている間、目をつぶったまま色々なことがよみがえってきて。過去のMV撮影の日のこと、歌番組に出演させていただいた日のこと…メンバーとの日々が、走馬灯みたいにとめどなく浮かんでは消えて。そのときだけは、少し泣いちゃいました」(菅井)
自分たちの言葉で、パフォーマンスで伝えることがグループにとってちゃんとした欅坂46との決別でした。
もう後戻りは出来ない、エンブレムを外す振り付けの後には覚悟を決めた、グループの再建・再出発を目指す確かな意思がありました。
“そばの誰が誰であっても鳴らせばいいんだ”まるで自分たちを指しているような歌詞だからこそ伝えれられる
誰鐘の歌詞はグループの置かれている立場を想起し、行き先を暗示しているように捉えられます。
もちろん彼女たち自身もそれを理解し、センター無しと謳いながらも、個の集団の力=全員がセンターであるというような認識を持つことで、見ている人に改名後も自分たちはやれると訴えているように感じます。
今まで以上にセンターを中心とするパフォーマンス以外に、一人一人が個の力を高めた集団となり、より力強いパフォーマンスを目指すグループとなる事を伝えているのではないでしょうか。
最後に…
10月のラストライブをもって欅坂46としての全活動が終了します。
既にオンラインライブで欅坂46をちゃんと終わらせる準備は整いました。
後は終わらせると同時に“その先”を想像させるパフォーマンスをすることだと思います。誰鐘はセンター無し全員攻撃を主体としていますが、個の力を高め新グループとなってもその姿勢は貫くべきだと思います。
だからこそ、その先を想像させる必要があります。
全員が大きく光り輝くパフォーマンスをラストライブでは期待したいと思います。
順次、The Momentは更新されていくと思われますので、気になった方はファンクラブ会員の申し込みをしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
▼▼欅坂46としての集大成が詰まった作品です▼▼